このたび、当社職員が研究に関わった論文が、-Part1-に引き続き、日本哺乳類学会発行の国際学術誌『Mammal Study』にオンライン掲載されました。
本研究は、沖縄島北部のやんばる地域において発見されたニホンジカの糞試料について分析し、食性を明らかにしたものです。
分析の結果、糞から絶滅危惧種や固有種を含む28種の植物が確認されました。本研究により、やんばるに本来生息していないニホンジカの侵入は、多様な植物の保全を考える上で懸念材料になることが明らかとなりました。
論文表題:
Foraging of endangered and endemic plant species by a non-native sika deer found in the northern part of Okinawa-jima Island, Japan: Evidence from fecal DNA metabarcoding analysis
(沖縄島北部において発見された国内外来種ニホンジカによる絶滅危惧種および固有種の採食: 糞DNAメタバーコーディング解析による証拠)
論文の詳細は、以下のリンクよりご覧ください。
▶ 論文ページはこちら(外部サイト)
https://doi.org/10.3106/ms2025-0049
▶プレスリリース本文
やんばるで目撃されたシカは絶滅危惧植物を食べていた! -見過ごされていた世界自然遺産地域における国内外来種の侵入リスク-(PDF:1,085KB)
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